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バイケイソウ
夏の山地や林の日当りのよい湿地に群生する緑白色の花。草丈は1mから1.5mほどで、夏に泡のような薄黄色の花を咲かせます。妊娠14日めにこの草を食べると一つ目の子が生まれると言われています。根は殺虫剤として使用されています。花が梅に似て、葉が尢磨iケイラン)に似ることから「梅尅吹vと名前が付きました。
毒草名
バイケイソウ(梅尅吹j、White False Hellebore(白ヘレボラス)、弓取草
学 名
Veratrum album subsp. oxysepalum
特 性
ユリ科 バイケイソウ属、多年草
花 期
6〜8月
仲 間
コバイケイソウ、オオバイケイソウ
毒部位
全草、根茎、根
成 分
ジェルビン(Jervine)、ベラトラミン(Veratramine)、プロトベラトリン(Protoveratorin)、サイクロパミン(Cyclopamin)
症 状
くしゃみ、眩暈、下痢、嘔吐、痙攣、血管拡張、脳障害
山菜のオオバギボウシに似るため、新芽の時期になると誤食による中毒事故が増えます。
≪MEMO≫
・ベラトルムアルカロイド:ヒトの致死量は約20mg。
・単眼症の原因成分を多く含むのは「Veratrum Californicum」で名前のとおりカリフォルニア産。
・黒ヘレボラス=クリロー
・葉柄はなく、葉脈は平行に走る。
・サイクロプス(Cyclops):ギリシャ神話に登場する単眼の巨人キュクロプス。
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